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論文

High spin structure of $$^{34}$$S and the proton-neutron coupling of intruder states

Mason, P.*; M$u{a}$rginean, N.*; Lenzi, S. M.*; Ionescu-Bujor, M.*; Della Vedova, F.*; Napoli, D. R.*; 大塚 孝治*; 宇都野 穣; Nowacki, F.*; Axiotis, M.*; et al.

Physical Review C, 71(1), p.014316_1 - 014316_8, 2005/01

 被引用回数:25 パーセンタイル:80.41(Physics, Nuclear)

Legnaro国立研究所のタンデム加速器で$$^{34}$$Sの高スピン状態を初めて観測し、その結果を原研らのグループによるモンテカルロ殻模型計算と比較した。実験では、$$^{34}$$Sの高スピン状態を$$^{24}$$Mg($$^{16}$$O,$$alpha 2p$$)反応によって生成し、脱励起$$gamma$$線を観測することによって$$^{34}$$Sの準位を組み上げた。その結果、$$10^+$$までの正パリティ状態及び$$8^-$$までの負パリティ状態のイラスト状態に加え、幾つかの非イラスト状態を見つけた。さらに、DSAM法により幾つかの遷移の$$B(E2)$$, $$B(M1)$$を得た。実験結果を殻模型計算と比較したところ、$$5^+$$までの(正パリティ)イラスト状態は$$sd$$殻配位空間内で計算した殻模型計算とよく一致するが、それよりも高いスピンのイラスト状態はN=20の殻ギャップを超えた励起が必要であることがわかった。さらに詳しく調べると、$$6^+$$, $$8^+$$については中性子が2個励起する配位が主であるのに対し、他のスピンでは陽子の励起も重要であることも明らかになった。モンテカルロ殻模型計算はこのような特質を全体としてはよく再現する一方、陽子・中性子励起する状態については実験よりも高い励起エネルギーとなった。この実験及び計算結果は、陽子・中性子間相互作用が多体構造に及ぼす影響について大きな知見を与えている。

報告書

Oscillator strength, transition rates and lifetimes for n=3 states in Al-like ions

Safronova, U. I.*; 左高 正雄; Johnson, W. R.*; Safronova, M. S.*

JAERI-Data/Code 2001-022, 60 Pages, 2002/05

JAERI-Data-Code-2001-022.pdf:4.22MB

原子番号z=10~100までの原子のアルミニウム様イオンのn=3のレベル間の可能な遷移についてのデータ集である。遷移確率,振動子強度等について図及び表にまとめた。データはBreit相互作用を含む、相対論的多体摂動法により計算したものである。

報告書

電磁遷移確率の厳密解とFPアイソマー準位遷移確率に関する研究

和田 浩明

JNC TN8400 2000-015, 37 Pages, 2000/03

JNC-TN8400-2000-015.pdf:0.8MB

本報告は、博士研究員として平成9年10月から平成12年3月までに行なった研究内容をまとめたものである。本報告は、大きく2つの内容に分かれている。すなわち、1つは、高エネルギー光による電磁遷移過程の遷移率の厳密解を求める研究である。2つめの研究は、 $$^{137}$$Cs(n,$$gamma$$) $$^{138}$$Cs熱中性子吸収反応で $$^{138}$$Csのアイソマー($$^{rm 138m}$$Cs)が生成される確率の測定である。(1)最近の高エネルギービーム技術の発展により、高エネルギー光の研究に対する関心が高まっている。本研究では、高エネルギー光に対する電気的遷移(El遷移)厳密なものを使い、原子核の波動関数として調和振動子型波動関数を使った。(2)放射性核種 $$^{137}$$Csの熱中性子吸収断面積を高精度化するため、$$^{137}$$Cs(n,$$gamma$$) $$^{138}$$Cs反応で$$^{rm 138m}$$Csが生成される確率を測定し、$$^{rm 138m}$$Cs生成の寄与を含む断面積を求めた。$$^{rm 138g}$$Csと$$^{rm 138m}$$Csの両方の崩壊から放射される1436KeV$$gamma$$線の時間変化から、$$^{rm 138g}$$Csと$$^{rm 138m}$$Csが熱中性子吸収反応で生成される割合を求めた。その結果、$$^{rm 138m}$$Csが生成される確率は0.75$$pm$$0.18となった。この場合、$$^{rm 138m}$$Cs生成が熱中性子吸収断面積に与える寄与はこれまでの実験値を9$$pm$$2%上方修正させ、熱中性子吸収断面積として$$sigma$$0=0.27$$pm$$0.03bが得られた。

論文

Measurement of the lifetime of the first 2$$^{+}$$ state in $$^{124}$$Ba

内山 浩志*; 古野 興平*; 静間 俊行*; 杉田 道昭; 加藤 雅規*; 鴇田 由希*; 村崎 麻美*; 橋本 奈美*; 高橋 英美*; 小松原 哲郎*; et al.

European Physical Journal A, 2(1), p.13 - 15, 1998/00

 被引用回数:10 パーセンタイル:52.77(Physics, Nuclear)

質量数124,陽子数56のBa核のJ$$^{Pi}$$=2+の準位の寿命を、コインシダンス・リコイルディスタンス・ドップラー・シフト法を用いて測定した。基底状態から2+状態へのE2遷移確率は、中性子数66から80に行くに従い単調に増加することがわかった。「シェルの中央では、パウリ効果によりE2遷移確率が30%減少する」という従来の仮説を否定する結果になった。E2遷移確率のシステマティクスは、パウリ効果を含まないで計算した相互作用するボソン膜型IIの予想と一致し、シェルの中央でE2遷移のパウリ効果は消失することを示唆する。

報告書

原子スペクトル計算コードASPECTの理論と実際

井本 正介*; 若井田 育夫

JAERI-Data/Code 96-017, 62 Pages, 1996/03

JAERI-Data-Code-96-017.pdf:1.89MB

本コードASPECTは原子またはイオンの電子レベルのエネルギー及び固有ベクトルを純粋に量子力学的な取り扱いによって計算するもので、レベル間の遷移やイオン化の確率を求め得るようにも拡張されている。ランタニドやアクチニドに見られるf電子を含む複雑な電子構造の場合にも適用可能である。本報告では、計算の基礎となる中間結合方式とその量子力学的取り扱いについて述べ、コードの構成について説明している。また、計算例を含む使用のためのマニュアルを付した。

論文

Development of high energy transport code HETC-3STEP applicable to the nuclear reaction with incident energies above 20MeV

義澤 宣明*; 石橋 健二*; 高田 弘

Journal of Nuclear Science and Technology, 32(7), p.601 - 607, 1995/07

 被引用回数:27 パーセンタイル:90.46(Nuclear Science & Technology)

核内カスケード・蒸発モデルに基づく核破砕反応計算コード(HETC)に励起子模型を用いた前平衡計算を導入し、HETC-3STEPとした。(p,xn)反応二重微分断面積について、運動源モデルによってカスケード、前平衡及び蒸発の3成分に分離された種々の実験データを各成分毎に良く再現できるように励起子の遷移確率と前平衡過程打ち切り条件のパラメータを決定した。このパラメータを用いたHETC-3STEPによる計算を行い、Al以上の原子核について種々の入射エネルギーに対する放出中性子二重微分断面積データと比較を行った。この結果、前平衡計算の導入によって入射エネルギー20~100MeVの範囲で、これまで過小評価していた後方への中性子放出を改善し実験と良い一致が得られるようになった。

論文

Coulomb excitation of $$^{174}$$Hf K-isomer; $$gamma$$-ray spectroscopy with high-spin isomer beam

森川 恒安*; 郷農 靖之*; 森田 浩介*; 岸田 隆*; 村上 健*; 井出口 栄治*; 熊谷 秀和*; G.H.Liu*; A.Ferragut*; 吉田 敦*; et al.

Physics Letters B, 350, p.169 - 172, 1995/00

 被引用回数:19 パーセンタイル:71.02(Astronomy & Astrophysics)

高スピン核異性体を逆運動学的核融合反応により生成し、不安定核二次ビームとして用いるあたらしい実験手法を開発した。この手法により$$^{174}$$HfのK$$^{pi}$$=8$$^{-}$$核異性体からなる二次ビームを$$^{208}$$Pbの第二次標的に照射し、散乱粒子と脱励起ガンマ線の同時計数法を用いてクーロン励起実験をおこなった。核異性体上に構築されたJ$$^{pi}$$=9$$^{-}$$の第一励起状態からのガンマ線を測定し、その収量から換算遷移確率B(E$$_{2}$$;8$$^{-}$$$$rightarrow$$9$$^{-}$$)の値をもとめた。その結果、この核異性体上の励起状態は基底状態とほぼ同程度の変形をした集団運動の状態であることがわかった。実験データとの比較によると、この核異性体のK量子数はかなり良い量子数であると考えられる。また、この実験は高スピン核異性体二次ビームによる二次反応を用いて行われた初めてのガンマ線核分光実験であった。

報告書

Mo XV~XLの原子構造の計算

久保 博孝; 石井 慶之*; 杉江 達夫; 志甫 諒; 前田 彦祐; 鈴木 康夫

JAERI-M 86-081, 224 Pages, 1986/06

JAERI-M-86-081.pdf:5.93MB

プラズマ中での不純物問題の解明の為には、高電離重イオンの衝突、輻射に関する基礎デ-タが必要である。モリブデンは核融合実験装置の内壁に多く用いられているが、その高電離イオンのスペクトルについては あまり知られていない。本論文では、Mo XV-XLの原子構造とそれに基づくスペクトルの計算を行った。計算にはCowanのプログラムを利用した。又、実験によって知られているデ-タを基に、Hartree-XR法によって得られたスレイタ-パラメ-タ-をスク-リングする事によリ、経験的に計算を行った。MoXV-XLの基底電子配置への遷移に伴なうスペクトルを中心に、波長・遷移確率及びエネルギ-準位を表に示す。また、スペクトルの固定及び原子構造の理解に利用できる様、波長と遷移確率の関係、エネルギ-準位を図として表現した。

論文

Spectral data and Grotrian diagrams for highly ionized titanium, TiV-TiXXII

森 一夫*; W.L.Wiese*; 白井 稔三; 中井 洋太; 小沢 国夫*; 加藤 隆子*

At.Data Nucl.Data Tables, 34, p.79 - 184, 1986/00

 被引用回数:21 パーセンタイル:73.13(Physics, Atomic, Molecular & Chemical)

TiVからTiXXIIの各イオンの波長、エネルギーレベル振動子強度、および遷移確率のデータを編集した。これらのデータは、高温プラズマの診断のために重要である。各種イオンのスペクトルの特徴が、一見して把握できるようにグロトリアン図としてまとめた。

報告書

Grotrian Diagrams for Highly Ionized Titanium TiV-TiXXII

森 一夫*

JAERI-M 82-078, 123 Pages, 1982/06

JAERI-M-82-078.pdf:2.28MB

核融合プラズマに於ける不純物問題解明及びプラズマ診断を目的として、原子多価イオンの構造に関する原子分子データ収集を行っている。本報告は核融合開発研究の要請に合せた、TiV(アルゴン様)からTiXXII(水素様)迄の高電離チタンのグロトリアン図とその波長表を収録したものである。本図表の特長は垂直線方式をイオンの準位全体に採用し、図表を各イオンのエネルギー準位図であると共に、遷移の波長表としたことである。また付表中には波長、多重項、エネルギー準位値、強度、振動子強度、遷移確率、文献を収容した。

論文

核融合研究と原子分子過程

中井 洋太; 織田 暢夫*

日本原子力学会誌, 22(5), p.281 - 288, 1980/00

 被引用回数:0 パーセンタイル:0.02(Nuclear Science & Technology)

核融合の研究開発で、原子分子過程とそのデータの重要性が強く認識されてきている。そして最近では核融合の立場から見た原子分子過程の研究が盛んに行れるようになったが、本稿では関連した過程のうち代表的なもの、とくに注目をあびている核融合プラズマ中での不純物問題を中心にして、必要な原子分子データの現状、解決されなければならない問題点などについて解説を行う。

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